【簡単解説】デイリースクラム

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この記事では、

・デイリースクラムってなに?
・デイリースクラムが効果的に感じない。。。
と悩んでいる方に向けて

・デイリースクラムの基本ルール・やり方
・デイリースクラムで試せるTips
を説明します。

この記事を読むと以下のことがわかります。

この記事で読んでわかること!
  • デイリースクラムとは何か
  • デイリースクラムの基本ルール
  • デイリースクラムを実施時のTips

スプリントのスケジュールでいうと以下の赤枠部分です。

スクラムイベントの概要を確認したい方は、以下記事をご確認ください。

5つのスクラムイベント
スクラムイベントの概要や推奨されるスプリント期間、スプリント中のスケジュール、各イベントの参加者や発言権に関して説明しています。各スクラムイベントの詳細を学習する前に、スクラムイベントの全体像をしっかりと把握・理解しておきましょう!

デイリースクラムとは何か?

daily- meeting

デイリースクラムとは、スプリントゴールが達成できるか検査するイベントです

各自の作業進捗や抱えている問題、解決したことなどを共有し、スプリントの進捗を確認します。
また、必要に応じてスプリントバックログを見直します。

スクラムガイド2017では、「昨日やったこと」「今日やること」「困っていること」の「3つの質問」という項目がありましたが、質問に答えるだけで、本来の目的を見失っているチームが多かったため、スクラムガイド2020からは記載が削除されました。

とも坊

さぁ、「デイリースクラム」をマスターしよう!

デイリースクラムの目的・実施理由

デイリースクラムを通して毎日の検査と適応を繰り返すことで、スクラムチームの問題や課題を早期に発見することができます。

具体的なメリットとしては以下のことが挙げられます。

  • スプリントゴールの進捗に絞って共有することで、コミットすることに集中できる。
  • チーム内のコミュニケーションの改善、障害物の特定、迅速な意思決定ができる。
  • 決まった時間で開催されるため、そこに向けて準備することで、無駄な待ち時間を排除できる。
とも坊

デイリースクラムをやることに意味があるわけではないよ!
上記の目的や理由を忘れないでね!

デイリースクラムの基本ルール

タイムボックス
厳密に15分を守る!決して越えてはいけません。
 ※必ず朝に開催しないといけないわけではなく、全員が参加できる時間帯で開催します。
 ※日によって時間や場所を変えてはいけません。
 ※遅刻した人がいても待たずに時間通りに始めます。

参加者
開発者、プロダクトオーナー(任意)、スクラムマスター(任意)
 ※デイリースクラムは、開発者による開発者のためのイベントです。

発言権
開発者
 ※スクラムマスターはファシリテートするために発言は可能です。
 ※プロダクトオーナーは傾聴に努めます。

やること
・開発者
 - 事前に共有するべき事項を考えておく。
 - 事前にスプリントバックログを最新化しておく。
 - 以下の4つの観点で各自の状況を共有する。
  「昨日やったこと」「今日やること」「困っていること」「解決したこと」

・スクラムマスター
  – 本来の目的に沿ったデイリースクラムが実施できているかチェックする。
  – レトロスペクティブなどで決定したアクションアイテムが実施できているか確認する。
  – チームのベロシティ向上のためにインペディメントリストの内容を把握する。

・プロダクトオーナー
 - 進捗報告からスプリント計画に影響が及ぼす事象が隠れていない確認する。

やらないこと
・開発者
 デイリースクラムで問題解決はしない。
 進捗や問題を明らかにすることに専念し、解決方法の検討まで話を広げないようにしましょう。
 詳しい話はデイリー終了後、必要なメンバーに絞って「二次会」を開催しましょう!

・スクラムマスター、プロダクトオーナー
 - 不明点や懸念事項があってもデイリースクラム中は口を挟まない。
 ※デイリースクラム後に別途時間を設けて確認しましょう。

作成物
・スプリントバックログ
 作業時間や担当者、ステータスを最新化します。

デイリースクラムの流れ

【基本的な流れ】
開発者が順番に以下の内容を共有する。

  1. 前回のデイリースクラムからの進捗
  2. 本日やること
  3. 現在抱えている問題や課題
  4. 自分が解決した問題や課題
とも坊

デイリースクラムの目的は、スプリントゴールを達成できるかどうか検査することです。
デイリースクラムが誰かへの進捗報告にならないように注意しましょう!

デイリースクラムのやりとりイメージ

慣れないうちはスクラムマスターがファシリテートします。

本日のデイリースクラムを始めたいと思いまーす!

よろしくお願いします。

SM
開発者リーダー

お願いしまーす!

開発者A

お願いしまーす!

開発者B

お願いしまーす!

開発者C

お願いするでござる。

いつも通り、タイムボックスは15分厳守です。

1人3分ほどで共有をお願いします!

じゃあ、リーダーから報告お願いします。

SM

以下の内容をチームに共有します。
1. 前回のデイリースクラムからの進捗
2. 本日やること
3. 現在抱えている問題や課題
4 .自分が解決した問題や課題

[スプリントバックログ(例)]
SBI-1:環境接続のための申請をする(15分)
SBI-2:▲▲に必要な環境を作成する(30分)
SBI-3:接続確認をする(15分)
SBI-4:▲▲を作成する(3時間)
SBI-5:▲▲をテストする(1時間)
SBI-6:▲▲をチーム内レビューする(30分)

開発者リーダー

昨日は、SBI-1のタスクを実施し、無事完了しました。

本日は、SBI-3のタスクを取って、接続確認のテスト項目を作成する予定です。

現在抱えている問題は特にないですが
環境申請時の上長承認が想定よりも時間がかかったので
申請系は余裕も持ってやった方が良さそうです。

以上でーす。

Aさんはいかがでしょうか?

SM
開発者A

SBI-2のタスクを実施していますが
リソース設定で詰まっており、まだ完了していません。

Cさんが以前、同様の設定をしたことがあると聞いたので
別途相談させて欲しいです。

承知した。
デイリースクラムの後30分ほど話すでござる!

開発者C
開発者A

想定よりも遅れているので
SBI-2のタスクが完了した時点で、
スプリントゴールに影響あるか確認し共有します。

以上です。

了解です。
進捗に影響がありそうであれば、チャットで連絡ください。

SM

上記のような流れで、開発者それぞれがゴールが達成できるか検査します。

デイリースクラムのまとめ

  • デイリースクラムは、スプリントゴールが達成できるか検査するイベント。
  • タイムボックスは、15分を遵守する。
  • 開発者は、事前に共有する事項をまとめ、スプリントバックログを最新化する。
  • 開発者が、「前回のデイリーからの進捗」「本日やること」「抱えている問題」「解決したこと」をそれぞれ共有する。
  • 誰かへの進捗共有にならないように注意する。ゴールが達成できるかを検査することが目的。

参考資料

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK
Ryuzen.com


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