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【簡単解説】スクラム開発におけるスプリントバックログの作り方

スプリントバックログ」に関する情報って意外と少ないですよね。

開発者がスプリントをリズムよく進めるためには、スプリントバックログが適切に作成され、

効果的に運用されている必要があります。

スプリントバックログをどのように作成して、
どのように管理すればいいんでしょうか?

スクラムを始めたばかりだと、スプリントバックログの悩みは多いよね。
スプリントバックログの基本ルールやノウハウを解説するよ!

この記事でわかること

・「スプリントバックログ」とは何か理解できる
・スプリントバックログの作り方や記載するべき観点を理解できる
・ノウハウを知ることができ、より効果的なスプリントバックログが作成できるようになる

スプリントバックログの作成前に「プロダクトバックログ」の概要を確認しておきたい人は、以下の記事をご確認ください。

目次
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スプリントバックログ(SBL)とは

スプリントバックログとは、スプリントゴール達成のために実現可能なタスクレベルにまで詳細化されたものです。

スプリントバックログの構成要素

・スプリントゴール
・スプリントの開発スコープとなるプロダクトバックログアイテム
・各プロダクトバックログを完了させるために必要なタスク(スプリントバックログアイテム)

====スプリントバックログ(例)====
スプリントゴール:
ユーザーがサービスの登録情報を確認できるように「アカウント作成」「ログイン」機能を提供する。

スプリントスコープ:
– PBLS-1「アカウント作成」ができる
– PBLS-2「ログイン」ができる

JIRAでのイメージ:
下図のように、一つのPBIから複数のタスク(SBI)が作成されます。

=============

スプリントバックログは、開発者による開発者のための計画です。

そのため、スプリントゴールに対して、開発者の作業状況がリアルタイムに反映されます。

また、デイリースクラムなどでは、スプリントバックログの状況を元に進捗状況を検査します。

スプリントバックログの作成方法

スプリントバックログの作成方法を簡単に説明します。

[基本ルール]
作成者
・スプリントバックログは開発者が作成する。
※ スプリントゴールやスコープとなるPBIはPOとの合意は必要。

作成タイミング
・スプリントプランニング内で作成する。
 ※ スプリントのスコープになっているプロダクトバックログのみが対象です。

タイムボックス
・スプリントプランニングの時間内で作成するようにしましょう。
 ※ スプリントバックログアイテムは開発者の責任で適宜、修正・追加・削除が可能です。

作成手順
1. スプリントゴールに理解する
2. スプリントのスコープであるPBIの内容を理解する
3. 各PBIを実現するために必要なタスク(SBI)を洗い出す
4. 各SBIを完了するために必要な時間を見積る

「スプリントプランニング」において、どのような流れでスプリントバックログを作成するかは解説しています。

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スプリントバックログの粒度

一般的により小さく分割されているほど管理しやすいとされています。

スプリントの進捗は、デイリースクラムで確認します。
そのため、開発者が自身の作業タスクの状況をデイリーで共有可能な粒度となっていればOKです。

スプリントバックログの見積り方法

プロダクトバックログを完了させるために洗い出したスプリントバックログアイテムは開発者全員で見積ります。

プロダクトバックログのように「プランニングポーカー」や「Tシャツサイズ」などで見積もるのではなく、

開発者どうしが話し合い具体的な時間で見積ります。

初回の見積り時は、スプリントに収まるかどうかを確認するためと捉え、超概算で見積りができれば問題ありません。

見積り精度は、スプリントを重ねるごとに向上していくのでご安心ください。

・スプリントバックログアイテムの作業者を事前に割り当て、各自で時間を見積もるのはNGです。
・開発者のスキルの差を考慮したくなりますが、スクラムチームの平均的なスキルセットを基準とし見積ります。

JIRAイメージ:

以下の図のように、開発者全員での見積時間を「初期見積」として登録します。

また、SBIの担当者は、作業時間を「作業ログ」に残しておきましょう。

予実管理をすることで、メンバーのスキルレベルが表面化され、想定以上に時間が掛かった場合は、他メンバーが自然とサポートする流れができます。

[時間を見積もるメリット]
・スプリントバックログアイテムの合計時間がスプリント中の開発者の稼働見込み時間の合計に収まるかどうかで、スプリントのキャパシティを超えていないか確認できる。
・当初予定と作業実績を記録することで、スプリントの進捗管理ができる。
(バーンダウンチャートを作成できる)
・スプリントバックログアイテムに想定以上に時間がかかった場合に直ぐに気づくことができる。
(スウォーミングを意識できる)
・スプリントゴールの達成可否が判別しやすくなり、早急にPOと調整ができる。

スプリントバックログのノウハウ

実務を通して、効果的だった取り組みを記載します。今後も良いと思ったものは適宜追加していきます。

  1. タスクはできるだけ粒度を小さくする。
  2. 1日以上かかるタスクは作らない。
  3. タスクは開発者の平均的なスキルセットを基準とし時間で見積もる。
  4. 開発者の稼働時間は、6時間/日で考える。
  5. 開発者の稼働時間から予めスクラムイベントの時間は差し引く。
  6. タスクの作業時間合計と開発者の稼働時間合計からキャパシティを超えていないか確認する。
  7. タスクの担当者は、スプリントのはじめに着手するもの以外は割り振らない。
  8. 想定時間を超えた場合は、レトロでタスクに考慮漏れがないか、ふりかえる。

スプリントバックログのまとめ

[ポイント]
・スプリントバックログ(SBL)とは、スプリントゴール達成のために実現可能なタスクレベルにまで詳細化されたもの。
・SBLは「プロダクトゴール」「スコープとなるPBI」「PBIを実施するためのSBI」の3つの観点を記載する。
・SBIは、スプリントプランニング中に開発者が作成し、見積もる。
・平均的なスキルセットを基準に、開発者がSBIにかかる時間を見積もる。
・タスクの作業時間合計と開発者の稼働時間合計からキャパシティを超えていないか確認する。

参考資料

スクラムガイド
Ryuzee.com
graat

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